プロフィール写真の準備マニュアル

女性プロフィール写真

 【目次】

  1. プロフィール写真の使い方を決定する
  2. 服装を決めよう
  3. 髪形を決めよう
  4. トリミングの範囲を決める
  5. 理想的なプロフィール写真にするために
  6. フォトスタジオの選び方


当サイトは『プロフィール写真』を撮影する時に必要なノウハウを公開しています。ビジネスプロフィールから、芸能人、俳優、声優、モデル、歌手、タレントなどの人気商売、またお見合いなどの個人使用にも対応できる「写り方マニュアル」を参考にして好印象な仕上がりを手に入れましょう。



プロフィール写真の使い方を決定する

男性のビジネスプロフィール

プロフィール写真は「証明写真」のようにIDとしての役割を担うだけではありません。また結婚式、成人式、七五三等の記念撮影とはも異なります。

一般的に証明写真、記念写真は記録として残すことが最優先され、イメージなどの付加価値は二の次となります。
一方「プロフィール写真」は自己表現することがポイントとなりますので、キャラクタライズ(個性の表現)することが目的でもあり、そうでない場合は証明写真で十分となります。

そのため、なんとなく撮るよりも、なんでプロフィール写真が必要なのか自己認識することで、撮影者であるカメラマンにどのように撮りたいかのイメージをしっかりと説明することが出来ます。そうすれば目的に合わせた写真を手に入れることが出来るでしょう。

大きく3つに分類してみました。
  1. ビジネスプロフィール
  2. タレント
  3. プライベート

ビジネスユースの写真

ビジネスでは顧客を意識した撮影となります。
お客様に支持されることがポイントとなりますが、職種により表情やイメージは変わるでしょう。
  • スタンダードなのが「爽やかな笑顔」です。フレンドリーな印象を作ります。
  • 信頼感を最重要とする場合は「穏やかな笑顔」のほうが良いと思います。
  • 活発なイメージにしたければ「大きな笑顔」で歯を見せると良いでしょう。
などなど、ビジネスプロフィール写真でもイメージ表現は変わります。

タレント・芸能系

人気商売となりますので「憧れる存在」を作り上げましょう。
各々のファンや客層により作り上げたいイメージは変わるでしょう。
  • アイドルなら可愛い笑顔が最高です。
  • クールな俳優なら「笑顔なし」が良いでしょう。
  • ダンサーならキレのあるポーズと躍動的な顔が欲しいです。
  • 声優なら可愛く又は好印象がお勧めです。
などなど、表現方法はは全く異なります。

プライベートな撮影

個人的な目的のために撮影します。
たとえば結婚相談所に登録したり、お見合い写真として利用する場合などです。しかし記念撮影のように撮影してはいけません。十分な魅力を表現する必要があります。
顔の表情一つとっても「最適な微笑み」は人により異なります。左右どちらから撮るか、又目の大きさ、口の大きさなどしっかりと自己分析しましょう。そしてカメラマンに相談するのが良いでしょう。しっかりと「モテ顔」に仕上げてください。



服装を決めよう

ビジネスプロフィール写真

ビジネスプロフィール写真の場合

男性の場合、圧倒的に多いのはスーツとなりますが、色、デザイン、シャツの色、ネクタイのデザインと色でイメージが変わります。最もベーシックな色は「紺又は黒」となります。これらの色は個性を強調しすぎない効果があります。保守的できちっとしていればイイ場合に向いています。更に紺色はトラディショナル、黒色は都会的なイメージがあります。

シャツの色は圧倒的に白が多く、カラーシャツであればどのような色でも目立ちます。は「台襟付シャツ」が基本です。台襟(だいえり)とは襟の折り返し部分に棒状の生地をあてがっている形状を言います。これにより襟が立ち上がり、綺麗に返すことが可能となります。ビジネススーツ売り場で販売されているシャツはほとんど台襟付きだと思います。台襟のない代表的なシャツに「開襟シャツ」があります。

ベーシックな色のスーツで個性を発揮できるのがネクタイです。大きく分けると「無地又は柄モノ」となります。無地ネクタイの色では「えんじ系」又は「ブルー系」がよく使われています。色のトーンで調節することにより、地味にも派手にもなりますので表現したいイメージでコーディネートすると良いでしょう。柄物は躍動感を付けることが出来ます。白を混ぜると爽やかなイメージの出来上がりです。



ビジネス用プロフィール写真のヘアスタイルならすっきり

女性のビジネスプロフィール写真

男女問わず、清潔感を漂わせるすっきりしたヘアスタイルがお勧めです。女性のストレートロングヘアではしっかりと真っ直ぐにブローしてツヤを出します。片方又は両方の髪を耳にかけるとすっきりとします。パーマヘア又は前髪が長い場合は「ハーフアップ」も良いでしょう。前半分を束ね、ゴムで留める、又はツイストした髪をピンを使ってサイドで留めるのもお勧めです。
前髪を作っている場合、目に入る長さではアイロンを使ってくるっと丸くし、目にかからない様にします。

芸能系のヘアスタイルなら印象的に

個性を尊重する芸能系でのプロフィール写真のヘアスタイルなら「印象的」に仕上げます。基本的に顔がはっきりと分かれば制約は少ないので自由にスタイルグ出来ます。



トリミングの範囲を決める

バストアップのサイズ

あまり意識されていないことの一つに「どこまで撮るか」があります。掲載写真のように左は上半身が沢山写るようにサイズ調節されています。
写真に対して

「顔(首含む):上半身=4:6」

程度なので写真を掲載した場合、顔面積は比較的小さくなり、表情が分かりずらくなります。他方は上半身部分より、顔が大きくなりますので表情もよく分かります。

プロフィール写真のトリミング

不要な部分をカットできるトリミング[/caption]このどちらのサイズで撮るかでホームページや名刺に掲載又は印刷するのか、宣材写真やオーディション写真として使用するのかが決まっています。とは言っても「こうしなければいけない」とのマニュアルは存在しませんので、フォトスタジオで撮影する場合も「撮る範囲指定」すると間違いはありません。

一般的な指針で言えば左側の「4:6」程度で撮ることをお勧めします。それは胸元まで広く撮っておくことで、後でいらない部分をトリミングすることが容易に出来るからです。

そうすれば媒体に合わせてプロフィール写真のサイズ調節をすることが可能です。

撮る角度を考える

角度を付けたプロフィール写真

上記解説用に掲載している写真は真正面から撮った証明写真と言えます。もちろんプロフィール写真として使用しても問題は起こりませんが物足りなさは感じるのは私だけではないと思います。そのポイントの一つとして「撮影角度」があります。真正面で撮ると「顔・体」共に平面的な仕上がりとなるため「味気ない写真」となってしまいます。

そこで掲載写真・左のように角度を付けて撮影すると「顔・体」共に立体的になり、プロフィール写真の本来の目的の一つである「イメージ」を伝えることが出来ます。



全身撮影のコツ

ビジネス用プロフィール写真では珍しい全身写真ですが芸能界、ダンサー、コンパニオン、アナウンサー、CA等の職業では必要となります。各業種により撮り方やイメージ作りは異なりますが「スタイル良く撮りたい」気持ちは共通だと思います。そこでこちらでは業種に関係なくスタイル良く写る立ち方のポーズ解説です。

プロフィール写真 全身の撮り方

まず左のポーズを見てください。足を前後に置くことにより重心が後ろにかかっています。そのことによりカメラマンから見た場合、つま先より頭が後ろになるため「遠近法」働き、小顔、脚長のポーズとなります。それに対し右側のポーズは脚を横に並べています。これでは体の重心が「かかとから頭頂部」まで一直線に並ぶことになり遠近法は働きませんので脚長ポーズとはなりません。

更に左のポーズでは体をツイストさせ斜めに向いています。このことによりウエストを含め体全体を細く見せる効果が生まれます。一方、右のポーズは体をひねることもせず真正面向きとなっていますので、最も太って見える角度となっています。



理想的なプロフィール写真にするために

ビジネスミーティング

ここまで様々な撮影準備をしてきました、最後で失敗しない様にしましょう。
此処ではやってはいけないNGを特集します。

常識編


  • 土壇場のキャンセル
    プロフィール写真は下準備(ヘアメイク等)を整えることで理想的な仕上がりに近づきます。そのため一名に対して1時間~2時間の撮影時間をキープすることは一般的と言えます。予約が入ると同時間の他の予約は取ることが出来ませんから、キャンセルをすると「空白の時間」となってしまいます。大体、予約1週間前であれば大丈夫かもしれません。どうしても行けない場合は「予約の変更」で対応してもらうのが良いでしょう。
  • 遅刻
    どこのフォトスタジオでもプロフィール写真撮影は予約制となっています。それは撮影するために十分な時間を取る必要があるからです。そして予約時間に遅れた場合「あなたの撮影時間が短縮される可能性は高い」と言えます。更に後の予約の方々に迷惑がかかります。スタッフに迷惑が掛からないようにすることが良い仕上がりを導き出します。
  • 靴は持っていく(全身撮影をする場合)
    撮影用の靴は履かずに持参することをお勧めします。履いて行くことにより靴が汚れる可能性があるからです。特に雨の日は汚れがひどく綺麗に撮影することが出来ません。持ち込み時は、靴を磨いて(洗って)行きます。ついでに靴底も綺麗にしましょう。背景がペーパーバックの場合、紙が黒く汚れない為です。写真スタジオでは靴の裏に「ガムテープ」を貼る場合もありますが、何れにしても綺麗にして行きましょう。
  • 汗や汚れに気を付ける
    夏は暑いので「わきの下に汗」をかきやすくなります。汗をかきそうな場合は綺麗にたたんで持参しましょう。また着ていく場合、汚れには十分な注意が必要です。

修正編

基本的に修正しないことをお勧めしますが、どうしてもやりたい場合は最小限に留めましょう。
特に気を付けたい過度な修正は

  • 目を大きくする
  • 瞳を大きくする
  • 肌を綺麗にする
  • 頬の肉を削る
  • 顔を小さくする
等です。

これらは気づかないうちに「やりすぎる」傾向があります。
修正しなくても済むように撮影に力を入れましょう。



フォトスタジオの選び方

カメラ

撮影は人と人との関わりで仕上げていくアナログな作業が大半をしめています。そのため技術者(カメラマンやヘアアーチスト)の「スキル」や「経験」により仕上がりが左右されます。
その仕上がり品質を確認するためには、ホームページ上に十分な見本写真が掲載されていることが大切です。特に実際のお客様を仕上げたプロフィール写真を掲載したることが大切です。なぜならスタッフやサンプル写真用に撮影されたモデルさんの場合もあるからです。おおむね沢山の利用者の写真が掲載されているフォトスタジオは信頼度が高いと思います。そしてその中に理想的なプロフィール写真がれば「フォトスタジオ選び」の決め手となるでしょう。
いくつかの撮影プランがあると思いますが、あなたに合ったプランを選ばれると良いでしょう。

ヘアメイク

メイクアップ

フォトスタジオにヘアメイクサービスがあるのなら利用すると良いでしょう。
撮影時の照明は通常の光よりも強くするのが一般的です。なぜなら「しみ・そばかす、赤ら顔、ひげ」等を隠すために通常より厚めのファンデーションを塗るからです。その厚めのファンデーションを強い光を使用してちょうどよくナチュラルに見せます。これは女性だけではなく男性にも当てはまりますので、メイクしたのちにしっかりと照明を当て「自然で、美しい素肌感覚」を手に入れましょう。

修正

修正

既に一般的になっている画像修正ですが節度を持って行うことが肝心です。それは別人現象と言うか、修正のやりすぎで本人と違った人物を作り上げてしまうことがあります。あくまで修正とは印象を良くすることであって「見た目を変える」ことではないのです。
過剰になりやすいのが
  • ●肌をふわっとぼかす
  • ●目を大きくする
  • ●輪郭を小さくする
  • ●しわをなくす
などです。
それでは修正なしで良いかとの思いも浮かびます。もちろんストレートのままでも問題ありません。但し適度な修正がイメージを良くすることは事実です。

言葉の意味では・ポートレート>プロフィール写真>宣材写真・が正しい順番

使用される言葉の範囲

肖像写真のことを示すポートレートは、広義で使われる用語と言えます。次に広く使用されるプロフィール写真は自己紹介用の写真と言う意味合いで使われることが多いようです。そして宣材写真は「宣伝用の写真」のことで、主にビジネスシーンで使用されますが、特に芸能関係者が使う言葉として一般的です。

それは芸能関係者が利用する写真スタジオである「宣材写真・オーディション写真フォトスタジオ」のホームページをみると理解できます。

ここでは芸能関係の写真撮影とビジネスシーンで利用される写真の呼称を区別しています。
芸能関係者の自己紹介写真を宣材写真と呼び、それ以外のビジネス写真、たとえば士業、医者、デザインナーなどの「スキル(技術力)を身に付けた」方々の写真をプロフィール写真と呼んでいます。
このサイトにおいてもこれ以上の言葉に対しての明確な相違点は示されていませんが、「生まれ持った才能に訓練した技術力をプラスしたもの」がプロフィール写真の定義と言えそうです。